せっかくプレゼントするなら喜んでもらえるものを贈りたいですが、「赤ちゃん用品に詳しくない」「何が出産祝いとして喜んでくれるのだろう」という悩みを持つ人もいらっしゃるかもしれません。
出産祝いのギフトにはさまざまな種類がありますが、実際お子さんを持つ人が出産祝いでもらって嬉しかった「知育玩具」をランキング形式でご紹介します。
出産祝いにおすすめ!人気の知育玩具
知育玩具は、「子どもの成長や発達をサポートする効果が期待できる」と、出産祝いのプレゼントとして人気な道具です。年齢や発達段階に応じて適切な製品が販売されています。
しかし、お店に行っても商品が多すぎて何を贈れば良いのか悩んでしまう人も多いのでは無いでしょうか。
そこで、この記事では出産祝いに人気の知育玩具をタイプ別でランキング形式にしてまとめてみました。
それぞれを詳しくご紹介します。
【1位】歯固め・ラトル|すぐに使える!
歯固め・ラトルは、赤ちゃんが手で何かを握るようになる生後3ヶ月程度から使うことができるおもちゃです。そのため、ファーストトイとしてよく選ばれています。
歯固めは、歯の生えてくるムズムズ感を解消したり、口に入れたりして遊ぶことができるおもちゃです。また、噛む練習にもなるので顎の筋肉を鍛えることができます。顎が鍛えられると、歯並びがよくなるので出産祝いにはピッタリの知育玩具ですね。
ラトルは「がらがら」と呼ばれることもあるおもちゃで、赤ちゃんが好む音がなるのが特徴です。産まれて間もない新生児の赤ちゃんは寝て過ごす時間がほとんどで目も見えにくいため、周りの様子を音や光、感触で知ろうとします。そのため、音がなるラトルが大活躍します。ママ・パパと一緒に遊べるのは生後すぐから、生後3ヶ月頃からは1人で遊べるようになるでしょう。
そんな歯固め・ラトルですが、いくつかある製品の中で特におすすめしたい3商品をご紹介します。
キリンのソフィー
キリンのソフィーはフランス生まれのおもちゃで、50年以上愛されています。かわいいキリンの形は、赤ちゃんが握りやすい形になっているため、一度手にすると長時間遊ぶことができる設計です。また、性別を問わないので、男女どちらの赤ちゃんでもプレゼントとして用意することができるでしょう。
ソフィスティケード ティージング セットには、赤ちゃんが使えるタイプのおもちゃが2つと、大人がお揃いで付けることができるキーホルダーの3点セットとなっています。
タイプの違うソフィーが入っているので、おもちゃに飽きやすい赤ちゃんでも長期間楽しむことができるでしょう。
Amazon | キリンのソフィー 【ソフィスティケード ティージング セット】
Dimpl (ディンプル)
Dimpl (ディンプル)は、アメリカのFat Brain Toys (ファットブレイントイズ)社から発売されている知育玩具です。カラフルな丸いシリコンをポコンと押すことで、赤ちゃんの指が刺激される製品ですが、BPA (ビスフェノールA) フリーで作られているため、歯固めとして利用できます。指先が器用になってくる8ヶ月以降は、本来の遊び方ができるようになるため、長く遊ぶことができるでしょう。
ファットブレイン(Fat Brain Toys) 赤ちゃんおもちゃ 1個 ディンプル 指先知育
オーボール
オーボールは、世界90カ国以上で発売されている有名メーカー「Kids2」のおもちゃです。振ったり転がしたりすると、カラフルなビーズによってやさしい音がするため、ラトルとして楽しめます。また、赤ちゃんが握りやすい網目状に設計されているので、掴む力や投げる力を同時に養うことが可能です。また、汚れたら抗菌のウェットティッシュでさっと拭けるのでお手入れ簡単なおもちゃとなります。
ブライトスターツ Bright Starts Oball オーボールラトル
【2位】布絵本|繰り返し読める・持ち運びしやすい
軽くてやわらかい「布絵本」は、赤ちゃんが握ったりめくったりしやすいので、ファーストブックとしておすすめです。脳への刺激や指先のトレーニングなど、さまざまな効果も期待できます。ほかにも、色や形にこだわっている絵本は視覚の刺激になり、音がなる仕掛けがされている絵本は、聴覚の刺激になるためおすすめです。
beiensの布絵本
動物たちのかわいいイラストに、音が鳴ったり仕掛け付きなので、楽しく読み聞かせができる知育玩具です。カラフルかつ、赤ちゃんの好奇心を刺激する工夫がいっぱいされているため、五感が刺激され指先の感覚を育ててくれます。
BPA(ビスフェノールA)を含まないポリエステルで作られており、そのまま洗えるので、肌にやさしく、赤ちゃんにとって安心です。
またクリップが付いているため、ベビーカーや服に付けておけば落とす心配もなく、気軽に持ち運ぶことができるでしょう。
beiens 布絵本 布のおもちゃ 赤ちゃん 【ピーピーの音が出てくる】 【動物シリーズ・3Dアクティビティブック】
【3位】積み木|成長に合わせてさまざまな遊び方ができる
積み木はさまざまな形を使って、想像を膨らませながら遊ぶことができる知育玩具です。
赤ちゃんにはまだ早いおもちゃなのでは?と感じる人も多いと思いますが、掴んだり口に入れてどんなものなのか確認することができるので、0歳でも充分積み木を楽しむことができます。年齢を重ねていくごとに、積み木を並べたり積み重ねたりと遊びを充実させることができるので、コスパの良いおもちゃといえます。
ピープル 純国産 お米のどうぶつつみき
子どものおもちゃといったら積み木をイメージされる人が多いかと思いますが、ご紹介するお米のどうぶつつみきは、なんと原料に国産米が使用されています。製造も国内で行われていたり、無塗装・香料不使用で角が無くネジの見えない設計になっていたりと、赤ちゃんに与えても安心できる要素も多いです。
最大の特徴は、おもちゃからお米の香りがすること。遊びながらお米のにおいに慣れることができるので、離乳食が始まる前からお米に親しみを持つことができるでしょう。
【4位】パズル・形合わせ|手先のトレーニングに!
パズルや形合わせの知育玩具は、子どもの集中力や問題解決能力を高める効果があります。
生後間もない頃はまだ使用することはできませんが、物によっては3ヶ月程度で遊ばせることができるでしょう。パズルや形合わせだけではなく、鍵を開けたり音がなったりする機能がついている物が人気があります。
ボーネルンド アンビトーイ
3ヶ月頃から使用できるこちらのおもちゃ、ボーネルンド アンビトーイは赤ちゃんの成長に合わせた5種類の遊具セットになっています。
セット内容は以下の通りです。
- 転がすと戻ってくるハンプティダンプティローラー
- 鍵の形の葉固めファーストキー
- 吸っても吹いても音がなるトランペット
- 鍵の仕掛けと形遊びが楽しめるロックブロック
- 2つのお日様がくるくる回るツインラトル
0歳の時期はよだれも多くおもちゃが汚れやすいですが、汚れた場合は固く絞ったタオルで拭くことができるので、お手入れも簡単です。成長に合わせた遊具が機能別にバランスよく揃っているため、出産祝いに喜ばれることでしょう。
ボーネルンド アンビトーイ ( ambi toys ) ベビーギフトセット [ 5種セット ]
【5位】音の出るおもちゃ|聴覚の発達を促す
音の出るおもちゃは、聴覚の発達はもちろんですが、音を出すために振ったり叩いたりするので、達成感を味わえる知育玩具です。
赤ちゃんはものを掴んだり叩いたりすることが好きなので、楽しく遊ぶことができるでしょう。
【 Im TOY アイムトイ 】 ロッキングアクティビティ
指先を使うたくさんの遊びができるこちらのおもちゃは、楽しみながら脳が刺激されるのでおすすめの知育玩具です。パステルカラーでかわいいので、出産祝いにピッタリですね。
音遊びだけでなく、ハンマーでとんとん叩いたり、ボール落としや型はめパズル遊びもできます。叩く・回す・つまむ・こする・握るなどの動きによって指先のトレーニングにもなるでしょう。
ヨーロッパの安全基準CEに合格している天然のゴムの木でできているため、安心して使うことができます。
【6位】プレイマット|運動能力の発達をサポート
赤ちゃんが一人座りができるようになるのは、生後半年以降です。そのため、ほとんどの場合寝ながらおもちゃを楽しみます。寝ながらさまざまな遊びができるプレイマットは、全身を大きく使いながら遊ぶことができるため、運動能力の発達をサポートしてくれます。
うちの赤ちゃん世界一 ニギュッテケッテ
多くのママ社員やママモニターさんから産まれた「うちの赤ちゃん世界一シリーズ」のプレイマットは、発達に合わせて長く遊べる設計になっています。あおむけで全身運動することで五感が刺激され、寝返り・うつ伏せができる頃には全身の筋トレサークルに、1歳頃になれば真ん中に座っておもちゃに囲まれる素敵な居場所にもなります。
プレイマットは場所をとってしまう物が多いのですが、こちらの製品は使わないときは、くるくる巻いてコンパクトに収納できるのが嬉しいポイントです。付属のフルーツは一部取り外してお出かけにも持っていけるため、さまざまなシーンで遊ぶことができます。
出産祝いに知育玩具がおすすめな理由
赤ちゃんが生まれてからは日々のお世話に付きっきりで、おもちゃを買いに行く時間もとることすら難しくなる場合もあります。そのため、子どもの成長や発達をサポートする効果が期待できる知育玩具は出産祝いにとても喜ばれやすいプレゼントです。
それ以外にも、知育玩具がおすすめな理由はいくつかあるので、見ていきましょう。
長く使える
まず出産祝いに喜ばれるポイントとして、長く使えることが挙げられます。赤ちゃん用品の中には、使用する期間がとても短いものもたくさんあります。そんな中で、知育玩具は成長する過程で繰り返し長く使えることができるため、コスパ最強です。また兄弟ができた場合にも使えるので、とても重宝されます。
赤ちゃんの発達の手助けになる
知育玩具で向上が期待できるのは、思考力・記憶力・判断力・発想力・想像力と言われています。いろいろな能力を伸ばすことができるため、なるべく早く知育に取り組みたいと思う人も多いです。日常的な遊びに知育を無理なく取り入れられる知育玩具は、赤ちゃんの発達の手助けになるため、出産祝いに贈ることで喜んでもらいやすい傾向にあります。
知育玩具を選ぶ上で大切なのは、背伸びすることなく子どもの発達段階に合ったおもちゃを選ぶことです。そうすることで、より有効的に知育玩具を使いこなすことができるようになるでしょう。
親子間のコミュニケーションになる
親子で過ごすおうち時間の中に知育玩具を取り入れることで、親子間のコミュニケーションにつながります。とくに、乳幼児期の赤ちゃんは月ごとに大きく成長します。そんな成長の過程で遊びを通じて、すくすくと健やかに育って欲しいと願っているママ・パパは多いのではないでしょうか。
持って生まれた能力を引き出す工夫がされている知育玩具で、親子間の笑顔のコミュニケーションが作り上げられると思うと贈る側も嬉しい気持ちになりますね。
いくつあっても困らない
赤ちゃんは好奇心が強いので、どんなおもちゃにも興味の対象となります。成長の過程で、あまり使わなかったおもちゃでもだんだんと興味を持って遊ぶようになったりするので、いくつあっても困ることはありません。
また、知育玩具は日用品や食べ物などの消耗品とは異なり、期限を気にせず使うことができるのでプレゼントとして大変喜ばれます。さらに、赤ちゃんの発達を手助けしてくれるため、目的別でたくさん持っていても困らないでしょう。
【出産祝いに贈る知育玩具】選び方のポイント
知育玩具はさまざまな種類が出ています。能力別はもちろん、年齢別にも販売されており、出産祝いに喜ばれるのは0歳向けの知育玩具であることが多いです。
数ある知育玩具の中で、出産祝いとして選ぶときに気をつけたいポイントは以下の通りになります。
- 安全性
- 相手の合意
- 対象年齢
それぞれのポイントを詳しく見ていきましょう。
安全性が第一
出産祝いのおもちゃ選びで最も重要なのが安全性です。
赤ちゃんは、なんでも舐めて口に入れたりします。また、小さいサイズだと誤飲の危険性もありますし、逆に大きすぎたり重すぎる物は、生後間もない赤ちゃんには向きません。
知育玩具を選ぶときは、口の中に入っても問題ない安全な素材かどうか、誤飲の危険性はないか、サイズは適切かどうかチェックしましょう。
口に入れてしまうだけでなく、動きが活発になってくると、おもちゃを落としてしまったりと衛生面が気になり始めます。洗濯や手洗いができるかどうかも大切なポイントとなるでしょう。
贈る相手に確認を取るとなお良い
出産祝いは、両親や親戚、友人や知人からと複数の人からプレゼントされます。自分でも出産前に準備していることも多く、「贈ったプレゼントと同じ物を持っている」「似たような物をすでに持っている」といったことがよく起こりがちです。
とくにおもちゃを贈られる場合、大きいおもちゃは困らせてしまう可能性もあります。
サプライズで贈りたい!という人もいるかもしれませんが、相手に喜んでもらうことが1番なので、購入する前に相手にどんな物が良いのか聞くのが良いでしょう。「出産祝いは何が良い?」とストレートに欲しい物を聞いたり、「出産祝いに〇〇を贈ろうと思っているのだけれど……」と一言添えたりと、事前に確認をとるだけでより適した出産祝いを贈ることができるはずです。
対象年齢から選ぶ
おもちゃの場合、対象年齢を必ず確認し、発達段階に合わせて選ぶ必要があります。そして、小さな部品があるようなおもちゃは誤飲の危険性があるため、出産祝いには避けたほうが良いでしょう。
出産祝いは、生後間もない赤ちゃん向けの知育玩具が良いように思われがちですが、実は0歳から楽しめるおもちゃにこだわる必要はありません。もちろん、産まれてすぐに使える物も嬉しいのですが、成長に合わせた遊びができたり長く使えるおもちゃを選ぶと良いでしょう。
出産祝いを贈る際のマナー
出産は命がけで行うイベントです。そのため、万が一のことも考慮して出産前に出産祝いを贈ることは控えたほうが良いとされています。必ず、出産後に母子の健康を確認した上で贈るのがマナーです。
ほかにも熨斗の水引の形や、メッセージカードの文章など細かいマナーがありますが、ここでは、主に覚えておきたいマナーを3つご紹介します。
贈る時期は?
一般的には、お七夜(赤ちゃんが産まれて7日目の夜)から生後1ヶ月頃のお宮参りまでの期間に渡すことが推奨されています。理由としては、産後1週間程度入院しているケースや、お宮参り後は内祝いを準備することが多いからです。出産から2〜3週間後にお祝いを贈るのがベストタイミングといわれていますが、これはあくまで目安なので、相手の状況を伺いつつタイミングをみて贈りましょう。3ヶ月くらいまでに渡せるとなお良いです。
お祝いの時期を逃してしまった場合は、お詫びの言葉を一言添えて、翌年のお誕生日祝いとして贈ることもできます。
しかし、出産祝いを渡すタイミングに正確な決まりはありません。気持ちが大切になってくるので、相手と確認をしながら適切なタイミングで贈るようにしましょう。
出産祝いの価格相場は?
まず出産祝いを選ぶ前提として、あくまでも金額ではなく気持ちが大切です。無理のない範囲でプレゼントを選びましょう。
出産祝いの相場は、関係性で以下のように異なります。
- 親族 10,000~30,000円
- 友人・知人 5,000~10,000円
- 会社関係 5,000~10,000円
あまりにも高額すぎるプレゼントはお返しの際、困る場合もありますので注意しましょう。
手渡しと郵送どちらがいい?
一般的には、贈り物の場合直接会って渡すことが正式とされています。ただし、出産祝いの場合は手渡しにこだわらず、ママの体調面や赤ちゃんのことを考えて、郵送がおすすめです。
また親しい間柄であっても、基本的には病院まで会いに行くのは控えたほうが良いです。退院後、お相手の都合を確認して先方へ伺うようにしましょう。
まとめ
今回は、出産祝いにおすすめな人気の知育玩具を紹介しました。
赤ちゃんの誕生は、とても喜ばしいことなので、盛大にお祝いしたいものです。
せっかくのプレゼントなので、ママ・パパや赤ちゃんに喜んでもらえる物を選びたいですよね。知育玩具は、子どもの成長や発達のサポートに役立つアイテムです。長く使えることはもちろん、親子のコミュニケーションにもつながるため、ぜひ出産祝いとして贈ってみてください。